私が足揉みにハマった理由
私が足揉みを始めたのは今から30年も前の事になります。足揉み、足裏マッサージと呼ばれる民間療法を知ったのは、私が整骨院で修業をしていた27歳の頃、「足の反射療法」吉元昭治著 医道の日本社 からの本がきっかけでした。その本は整骨院の院長が持っていたもので、先生は「足を揉むのも身体に良いんだよ、本持って行って勉強してみな」と言われて読んでみました。 医師が書いている本なので医学的な説明なので難しかったのですが、足を触って痛いところが関係している自分の身体の悪いところだと・・・そこで、自分の足を触ってみると、強烈に痛む場所がありました。何も痛めている所ではないので、不思議に思いました。その場所を本で調べると胸部の反射区で胸は悪くないのになーっと思っていました。しばらくすると異変に気づきました。私は空手の選手でその前日に組手の稽古で蹴りで足の親指の付け根を捻挫してビッコで歩いていたのが、痛くなかったのです。空手家の多くはこの足の親指の捻挫は経験して、痛さを分かっていると思います。 捻挫した次の日に痛みが治まるなんて27年当時生きてきてそんな経験がないので、驚きました。その時「そうだ、さっき足を揉んだからだ」と思い、もう一度さらに強く揉んでみました。するとさらに良くなりほとんど痛みが消えたのです。足の親指の腫れは引いてないですが、その場で蹴りをしても痛くないのです。これはまさに青天のヘキレキ、その日からその本に没頭するようになりました。当時から空手の道場を持って生徒に指導していたので、本を片手に腰が痛い、肩が痛い、いい実験材料がいたので、まったくのど素人が手ほどきもなく、その本のみで効果が出るのが足揉みの凄いところです。
それから同じ時期に、月刊「空手道」が発行されていて、特集で「足医術」と言う方法の足揉みを大阪の空手家、原田秀康先生が寄稿しているのを思い出し、当時私の母親が慢性関節リュウマチで長年患っていてだめもとで原田先生に電話しました。足も手も変形したリュウマチは足揉みで治るのか否か? すると「腎臓、輸尿管、膀胱、尿道、リンパ、副甲状腺の場所を揉めば大丈夫ですよ・・・」と簡単な答え、リュウマチで苦しんでいる方はたくさんおられるので具体的な話は次回にしますが、素人の私が、母親の足を半年揉み続けた手足は変形も7割元に戻り、痛みも治まり、この事が真剣に足揉みの道を勉強するきっかけで、今でも30年も足揉みを続ける事が出来ている最大の理由が医者も治せない私の母親のリュウマチの克服だった。30年の間、色々な療法も勉強しましたが、現時点で足揉み以外で効果が出る、療法はないと断言できます。あれば教えて下さい。